当社子会社プロジェクトにおけるあいまいな情報の拡散についてのお知らせ
昨日、当社子会社である株式会社HashLinkが運営するGameFiプロジェクト「UNIVERSAL STALLION」について、当該ゲームの公式Xにおける生配信でのご説明が、一部不確定情報を含む曖昧な内容であったため、ステークホルダーの皆様に誤解を与えかねない状況となっておりました。
あらためて、親会社である当社より、当該プロジェクトの現状および、今後の予定について、現時点での見解をご説明いたします。
「UNIVERSAL STALLION」における通貨「クリスタル」排出量に関連した業績情報について
現在の問題点は下記のとおりです。
先月6月20日にサービスを開始したブロックチェーンゲーム「UNIVERSAL STALLION」において、暗号通貨と交換できるゲーム内通貨「クリスタル」排出量が、当初想定を上回るペースで推移しております。
当該プロジェクトの運営チームは、クリスタルの排出に関するゲームバランス設計に問題があったとし、関連するパラメータ等の調整を7月11日に実施いたしました。しかしながら、クリスタルの排出率に関する問題は完全には解決しておらず、追加でバランス調整を実施することを、昨日のAMA(生配信)にてお知らせしております。
その際に、クリスタルの排出量が現在のペースにて当面継続したと仮定した場合、ゲーム自体の運営が立ちいかなくなってしまう可能性があるということをお伝えしておりましたが、その架空の推定数値のみがクローズアップされて拡散される状況が確認されております。
そうした最悪なケースを想定した状態とならないための対策として、ゲームバランス設計の不備に伴う対策を現在進行中であり、あわせてゲーム設計の見直し及び改修を進行しております。したがいまして、一部SNS等で拡散されている損失額については、当初のゲーム設計のままの状態において当面継続した場合に起こり得る最悪のケースを想定した架空の数値であり、確定された損失である事実はございません。
当社グループの業績に関する情報は、当社からの正式なIR開示以外で発表されることはございません。プロジェクトのAMA等で、当社グループの業績に関する正しい進捗状況を発表することはございませんので、業績に関しては当社IRからの情報をご参照いただきますようお願い申し上げます。
このたびは当社プロジェクトの情報配信に関して、お騒がせをいたしまして申し訳ございません。あらためて、情報発信の在り方等をグループ全体で見直してまいります。
「UNIVERSAL STALLION」につきましては、現在多くのユーザ様にご利用いただけており、ゲーム内KPIについても、継続率をはじめとして、当初想定の範囲内で推移しており、当社グループとしても引き続き力を入れて運営していく所存です。
引き続き当社グループならびにプロジェクトをよろしくお願い申し上げます。
なお、本件に関しては、本日「不明瞭な情報の拡散についての注意喚起」として開示を行っておりますので、あわせてご確認ください。